TOP > 木のおもちゃができるまで
 
 まず、人口乾燥された樺の製材を巾、長さをみて、できるだけむだなく おもちゃの部品がとれるように割り振ります。
 スタジオノートのおもちゃを見てみると、同じ規格の部品がいろいろなおもちゃに使われています。たとえば直径8cmの円盤は、てあそびのおもちゃ、くるまシリーズの車輪などに使われています。多くの部品は厚さ、形状寸法など規格化してあります。このことにより、木ののおもちゃが互いに連係しあい、新しい遊びが生まれたり遊びにひろがりができます。
 削る、切る、穴をあけるなどの加工はほとんど機械加工により行います。この機械加工の段階は、決められた形、寸法に効率よく正確に加工することが求められます。ただ、同じ作業が続くことからケガには注意が必要です。
 機械加工のすんだ部品は、研磨行程にまわされます。ここでは機械をつかい、人の手でひとつひとつ時間をかけて丹念に磨き上げられます。かたい樺の木は磨き上げられることにより鏡のように滑らかで光沢をおびてきます。また、人の手で磨き上げられることにより、機械加工の画一的な仕上がりから手作りの味わいを持った形にかわります。

 つぎに、研磨の終わった部品は塗装されます。塗装をほどこすことにより、樺の木のあたたかい色合いをひきだし強度をあげ、汚れをつきにくくすることができます。スタジオノートでは、くるまシリーズなどの、一部の白木のおもちゃをのぞきオイル塗装されます。塗装に使われるオイルは天然植物油、天然樹脂など天然素材でつくられた安全なものを使っています。
 オイル仕上げの塗装法は安全で取り扱いも簡単で、使う人が手軽に自分でおもちゃの手入れをするのに有効です。
 さて、部品の塗装が終わればいよいよ組み立てです。木取り、部品加工、研磨、塗装はどちらかというと、地味で根気のいる作業です。組み立てはそれまでの仕事の結果がすべて現れる
ところでもあります。
 各部分が決められた寸法にに仕上がっていなかったり、仕上がりの状態が悪かったりすると組み立てることができなかったり、良いおもちゃになりません。何種類もの部品、さらにそのひとつひとつの同じ部品が何百とあるなかで、同じものはひとつもありません。これらの部品をつかいひとつのおもちゃを組み上げるとき、ただ機械的に順番に部品を取り出して組み立てることはできません。個々の部品の木目、色合いなどを吟味して、全体としてまとまりがでるように部品を選びます。それらを組み上げたとき、ひとつひとつが個性ある木のおもちゃとなります。
 このようにして組み上がった木のおもちゃ達をまえにしたとき、なんともいえないほのぼのとした満足感を感じます。

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